世にも奇妙な恋ごころ その2

気楽に綴った日記・雑記・ショートストーリー・エッセイなどをご紹介しています。どうぞよろしくお願いいたします。退屈しのぎにでも、肩の力を抜いて、お気軽にお読みいただければ幸いです。どうぞよろしくお願いいたします。

「世にも奇妙な恋ごころ その2」

その1につづきます。

授業が始まり、いつのまにか机の上にワークブックのようなものを開いていた。前から開くと数学で、後ろから開くと国語になっていた。

ところが先生が読み上げるワークブックの59ページの内容と、自分のワークブックの59ページの内容が全然違っていることに気がついた。 不思議に思って、隣の子のワークブックを覗き込んだら、先生の読み上げた内容とぴったり合っていた。 今度は隣の子が、私のワークブックの内容を確かめた。そして私のワークブックの内容が全然違うことに気がついて、驚いていた。 「あ、私、まちがって、お兄ちゃんの持ってきてしもたんやわ」 咄嗟に私は、隣の子に、そうごまかしていた。私に兄などいなかった。 なんでそこで、いもしない兄を出したのか、自分でもさっぱりわからなかった。 その時の私は、ワークブックのことで頭がいっぱいで、また同じクラスになれたその人の存在を、すっかり忘れていた。 だいたいそういう感じの夢。 目が覚めてから思い返してみると、 実際の私だったら、 その人と再び同じクラスになれたという奇跡に、舞い上がって興奮して、我を忘れてしまうだろう。 そして、どうしても、目でその人を追ってしまうだろう。 授業なんてそっちのけで、再び同じクラスになれたその人のことばかり気になっていたに違いない。 なのに夢の中の私は、授業中その人の存在を全く忘れて、しっかり授業に集中できていた。 そのへんがとても奇妙な夢だった。



「よいことを思えばよいことが起こる、悪いことを思えば悪いことが起こる」かつての職場の壁に貼ってあった「マーフィーの法則」に従って、これからも、よいことだけを思い続けて生きていきたいと思います。